こんにちは。デコポンです。
スダチが糖尿病で緊急入院した時は、『うわぁ〜〜〜っ』て感じで時間があっという間に過ぎていくんですが、いろいろな情報も『ぐわぁ〜〜〜っ』って詰め込まれる感じで流れ込んできてました。
入院3日目くらいからでしょうか、なんとか思考も感情も追いついてきて、状況が整理できてきたのは・・・。
緊急入院が決まったときの病院の先生からは2週間くらいの入院が必要かと聞いていたのですが、入院というイベントを経験したことの無い(ライムの出産の時はありましたが)柑橘家にとっては医療費の試算は未知の領域。
病院の先生に恐る恐る、保険適用外の治療とかしているのでしょうかと・・・。回答としては、保険適用範囲内の治療しかしていませんとのこと。まずは、ほっとしたことを覚えてます。
自治体によって違うと思いますが、柑橘家の住んでいる市では中学生まで、通院でも入院でも医療費は一部支給される制度が導入されていて、スダチはもちろん受給資格を取得済みです。
ただ、病院の窓口での支払いが不要(現物給付)なのは通院の場合で、入院の場合は、病院窓口で一旦支払いを行い、申請することで後日支給される(償還払い)とのことが、市のホームページを見てわかりました。
一時的な支払いですが、入院費いくらかかってしまうのか・・・・。
すっげ〜ドキドキ、色々考えましたが、入院費で100万円かかると想定すると、3割負担で33万円。想定の域をでないですし、一時的な支払いとしては、なかなかな金額です。
限度額適用認定証
病院から貰った『入院のご案内』資料の中に『限度額適用認定証』というものがあることを知りました。
『限度額適用認定証』とは、医療費が高額になる可能性がある場合、前もって『限度額適用認定証』を病院に提示しておけば、窓口での支払いが一定の限度額までに抑えることができる認定証で、保険証の発行元に申請することで発行してもらえます。
僕の保険証は、『全国健康保険協会』が発行元だったので、全国健康保険協会のホームページから『健康保険限度額適用認定申請書』をダウンロードして、記入後、保険証発行の支部宛に郵送で送付しました。
(国民健康保険の場合は、自治体に申請のようなので、ご自分の自治体に確認してください。)
・全国健康保険協会 - 限度額適用認定証 ダウンロードページ
・全国健康保険協会 - 限度額適用認定証 申請書 送付先
下記リンクは『全国健康保険協会』のページですが、医療費が高額になりそうなときのページです。申請などでお困りの際は参照してみてください。結構わかりやすいと思います。
・全国健康保険協会 - 医療費が高額になりそうなとき(限度額適用認定)
この『限度額適用認定証』を提出しておけば、所得によって限度額は変わるのですが、所得区分がウの場合の自己負担限度額の計算は、
80,100円 +(総医療費 - 267,000円)* 1%
であるため、1ヶ月の総医療費が100万円だったとしても、9万円程度で済むことになります。(総医療費は診察費用の総額10割負担額)(計算は年で変わる可能性があります)
糖尿病以外でも、入院することになった場合は申請して、認定証を取得しておくことをお勧めします。
申請してから、認定証が届くまで、1週間くらいはかかりました。
気になる1型糖尿病での入院費
スダチは17日間入院したのですが、入院で支払った医療費は、
「15万円とちょっと」
月を跨いだので、『限度額適用認定証』が間に合わず、2、3日分は限度額適用されていませんが、食事代も含めて上の医療費でした。
計算上、10割負担額で100万円以上、3割負担でも33万円以上はかかったことになりそうです。医療費って「こわっ」。
『限度額適用認定証』を申請しておいてよかったと思いました。
※スダチの入院した病院は、クレジットカード支払いもOKだったので、『限度額適用認定証』を申請しなければ、クレジットカードのポイントが多く溜まったってことは後で気づきましたけど・・・
なお、『限度額適用認定証』ですが、年齢や住民税の課税・非課税によっても申請書がことなるようなので、ご注意ください。
もちろん、支払った金額のうち、食費等以外については償還払いとして、自治体に申請しています。
『限度額適用認定証』などの支払い金額に制度を利用した場合、自治体から償還払いで支給されるまで通常より多くの時間がかかる模様で、申請から1ヶ月では支払いされませんでした。こちらもご注意ください。
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