2022年9月9日(金)に、任天堂より、待望の『スプラトゥーン3』(Splatoon3)が発売されます。
スプラトゥーン2は日本国内だけでも460万本以上を売り上げているモンスターソフト!!その続編なのですから、期待も高まります!!
せっかくなので、『スプラトゥーン3』(Splatoon3)の動画配信をしてみたいなぁと思い立ったわけです。
Nintendo Switchの動画撮影方法
Nintendo Switchで遊ぶゲームを動画として録画する方法は2つ方法があります。
① Nintendo Switchの機能を使う
② 録画機材とパソコンを使う
それぞれの録画方法をご紹介しますが、本記事は一歩進んだ② 録画機材とパソコンを使うをメインにしています。
ただ、「① Nintendo Switchの機能を使う」もとっても簡単で、手軽にできるので、その方法もご紹介しています。
① Nintendo Switchの機能で本体に録画
Nintendo Switchには、ゲームを動画として録画する機能が標準でついてます。
なので、Nintendo Switchをお持ちであれば、簡単にゲームを録画することができます。
録画の方法
録画の手順はとっても簡単!。
ゲーム中に、『お、今のプレイよかったなぁ』『今のプレイを残したい』と思ったら、「Joy-Con(L)」のキャプチャーボタンを長押しするだけ。
キャプチャーボタンを押した時点から、最大で30秒前からの動画を録画することができます。
※『Nintendo Switch Proコントローラー』でも、同様の操作で録画できます。
この機能のすごいところは、キャプチャーボタンを押した時点から、最大で30秒前の過去にさかのぼって動画が録画できるところ。
「あ、今のプレイよかったなぁ」と思ったら押せばいいのです。
・30秒以上の録画はできません。
・ソフトによっては、撮影できなかったり、撮影できないシーンがあったりします。
・キャプチャーボタンは長押しです。ボタンの押しが短いとスクリーンショットになります。
録画動画の確認
録画した動画はHOMEメニューの「アルバム」で確認することができます。
「アルバム」から、TwitterやFacebookに投稿することやスマホ・パソコンに送ることもできます。
・任天堂 | よくある質問 | 【Switch】撮影した画面写真や動画を、TwitterやFacebookに投稿したい。
・任天堂 | Nintendo Switch サポート | スマートフォンに転送
・スマホに送るはNintendo SwitchとスマホでWi-Fiが有効である必要があります。
Nintendo Switchの機能で本体に録画するのはとっても簡単です。
技が決まった瞬間や、順位・結果など、ショートムービーには向いています。
デコポンも最初はこの30秒動画でYouTube配信していました。
しかし、最大30秒の動画しか保存できないので、ストーリーや攻略・戦略、ゲーム性などを伝えるような、ゲーム実況にはあまり向いていません。
② 録画機材を使ってパソコンに録画
録画機材とパソコンを使えば、時間にしばられず、好きなだけゲームの動画を録画することができます。
また、説明には入れていませんが、マイクを繋ぐことで、ゲームしながらのリアルな自身の声を録音することもできます。
録画機材、それが『ビデオキャプチャーボード』になります!
今回、デコポンがチャレンジするのは、「ビデオキャプチャーボード」を使ったゲーム動画の録画です。
② の録画に必要なもの
録画機材とパソコンを使ったゲーム動画の録画ですが、撮りたい動画や、動画撮影環境などでも変わりますが、最低でも、以下のものが必要になってきます。
① Nintendo Switch
② パソコン
③ ビデオキャプチャーボード
④ ビデオキャプチャーソフト
⑤ 各種ケーブル
⑥ テレビ・モニター(不要な場合もあります)
Nintendo Switch
今回はNintendo Switchにスポットを当てた動画キャプチャー(録画)なので、当然のことながらNintendo Switchが必要になります。
もちろん、録画対象のゲームソフトも必要です。ソフトはダウンロード版・パッケージ版どちらでもかまいません。
なお、Nintendo Switchにも種類があり、録画機材とパソコンを使ったゲーム動画の録画に『Nintendo Switch Lite』は利用できないことに注意してください。
『Nintendo Switch Lite』はTVモード(テレビに接続して遊ぶモード)に対応しておらず、HDMIケーブルを使って、他の機器へ画面を表示することができないためです。
パソコン
パソコンは『ビデオキャプチャーボード』を接続するために利用します。
また、『ビデオキャプチャーソフト』をインストールして、ゲーム動画を録画するのにも使います。
OSですが、ビデオキャプチャーボードやビデオキャプチャーソフトによりますが、Windowsが主流なんでしょうかね。
なお、最近はやりのChromebookとかは、試していないですが、利用できないと思います。
また、こちらもビデオキャプチャーボードによってしまいますが、USB3.0が必要な場合が多いです。
USBケーブル経由で大きなデータをやり取りするので、速度が重要になります。
パソコンのスペックもビデオキャプチャーボードによって必要スペックが変わる可能性がありますので、ビデオキャプチャーボードを確認しましょう。
なお、デコポンは今回、MacOS(Mac Book Air M1)でチャレンジです。
ビデオキャプチャーボード
ビデオキャプチャーボードは、ゲーム機などの映像や音声信号をパソコンに出力するための機器です。
普通パソコンは、映像や音声を出力することはあっても、入力することは稀です。
なので、パソコンにHDMI端子がついていても、モニターやディスプレイへの出力用である場合がほとんど。
ビデオキャプチャーボードはゲーム機などの映像や音声信号のデータをパソコンで入力できる端子(USB)への出力に変換してくれているとも言えます。
ビデオキャプチャーボードもピンキリです。
今回は格安の1万円以下のビデオキャプチャ―ボードにチャレンジしています。
本記事では格安なビデオキャプチャーボードに絞ってご紹介していますが、有名で、高価なビデオキャプチャーボードも念のためご紹介しておきます
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
4Kパススルーに対応したUSB 3.1 ゲームキャプチャーGC550 PLUSはUSB 3.1 Gen 1端子(Type-C)を採用。
高速データ転送により、1080p/60fpsの高画質映像を録画しながら、パソコンの画面上に超低遅延(約0.1秒)でゲーム画面を表示してプレイ可能。
ゲーム機やiPhone、iPadなどの映像は「GC550 PLUS」経由でパソコンの画面に表示される。
パソコン側のキャプチャーソフトを利用すれば、録画/ライブ配信のカスタマイズ設定が可能。
PS4 Pro、XBOX ONE Xなどの4K出力対応のゲーム機に繋げば、4K表示の画面でプレイして同時に配信・録画できる。
※4Kパススルー出力機能は4K HDRに非対応です。
専用のビデオキャプチャソフト「RECentral」が付属
動画編集ソフトのCyberLink『PowerDirector 15 for AVerMedia』も付属
IODATA GV-USB3HDS/E
ゲーミングモニター「GigaCrysta」のファミリーブランドとして誕生した、「GigaCrysta E.A.G.L(ギガクリスタ イーグル)」。4K60pHDRの高精細な映像や2K120pの滑らかな映像でゲームをプレイしながら、最大4K30p/2K120pの録画が可能。
HDR録画に対応しているため、ハイコントラストで超美麗なゲーム映像をそのまま録画することができます。
シンプルで分かりやすい操作画面の録画ソフト「I-O DATA HD Mix Capture」を添付
初心者でも使いやすい編集ソフト付きCyberLink社製のビデオ編集ソフト「PowerDirector 18 for I-O DATA」を添付
ビデオキャプチャーソフト
ビデオキャプチャーソフトは、パソコンにインストールして使います。
ビデオキャプチャーボードから入ってきたデータを画面に表示してくれます。
また、その画面を録画してくれるのもビデオキャプチャーソフトになります。
最近では、そのままYouTubeやTwitterにライブ配信してくれたりもします。
ビデオキャプチャーソフトはビデオキャプチャーボードに専用でバンドルされているものから、無料のものまでいろいろとあります。
今回は無料で使える、『OBS Studio』を使ってチャレンジしています。
各種ケーブル
ゲーム機とビデオキャプチャ―ボードとパソコンを繋ぐ各種ケーブルが必要になります。
テレビ・モニター
ビデオキャプチャーボードからパソコンへの出力は処理が必要なので、ビデオキャプチャーソフトに表示される際、遅延が発生します。
遅延が発生すると、映像が遅れて表示されるため、操作しづらくなります。
最近のビデオキャプチャーボードには、パススルー機能が搭載されていることが多くなっています。
パススルー機能を使う場合に、テレビやモニターが必要です。
パススルー機能とは、パソコンへの出力とは別に、遅延のない映像を出力できる機能。
これがあると快適にゲームが楽しめます。
試した格安ビデオキャプチャーボード
今回試したビデオキャプチャーボードのご紹介です。
なお、ビデオキャプチャーボードの選定で気にしたことは
① Mac Book Air M1で使えること
② パススルー機能があること
③ 安いこと
この3点です。
なお、Amazonで購入しました。
ビデオキャプチャーボード
格安ビデオキャプチャーボード
クーポン使うと7800円ほど
問題なく動作はしています。
ゲーム動画を録画することができています。
初心者の僕には十分かと
ただ、製品が変わったのでしょうか?購入履歴からではリンクが切れていて、情報が見ることができなくなっていました。
でも、販売元も、ブランドも一緒で、画像も一緒なので、下のリンクの製品と同じ物だと思われます
ブランド名は「C.AMOUR」というらしいけど、検索してもほとんどでてきません・・・
見てもらうとわかると思いますが、端子がちょいずれしていたり、少し隙間があったり、作りは雑です。
まあ、こちらで動画キャプチャーにチャレンジしていくこととなってます。
キャプチャーボード 4K 60FPS
キャプチャーボード 4K 60FPS パススルー USB3.0 ビデオキャプチャー ゲームキャプチャー Switch対応 HDMIゲーム録画 ビデオ録画 医用撮像 生放送用 ライブ配信用
録画にチャレンジ!問題も発生
準備は整いました。
使った機器は
機器 | 製品 | イメージ |
---|---|---|
ゲーム機 | Nintendo Switch | ![]() |
パソコン | Mac Book Air M1 | ![]() |
キャプチャーボード | C.AMOUR キャプチャーボード | ![]() |
ディスプレイ | LG 24GN650-BAJP | ![]() |
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ビデオキャプチャーソフトをインストール
ビデオキャプチャーソフトをパソコンにインストールします。
ソフトのダウンロードは以下URLから行えます。
・OBS Studioをダウンロード | https://obsproject.com/ja/download
今回はMacOSにインストールするので、MacOS用のインストーラーをダウンロードしました。
インストールは、ダウンロードしたdmgファイルを起動するとアイコンが出てくるので、Applicationへ移動させるだけです。
Apple Silicon用も用意されているのでM1とかM2使っていても心配ないですね。
最新のバージョンは28.0.1のようです。
機器の接続
機器を接続していきます。接続イメージ
① Nintendo Switchのドックとビデオキャプチャ―ボード(HDMI INのポート)をHDMIケーブルで接続
② ビデオキャプチャ―ボード(HDMI OUTのポート)とディスプレイをHDMIケーブルで接続
③ ビデオキャプチャ―ボードとパソコンをUSBケーブルで接続
ここで、少し問題が発生したので、記載して置くと、僕が使っているビデオキャプチャ―ボードですが、USBからのバスパワーによる電源供給が必要でした。
Mac Book Air M1はTypeCのUSBポートしかないため、始めはUSBHUBを介して接続していたのですが、それでは電源が供給されず、認識しませんでした。
そのため、バスパワー対応のUSB変換アダプターを介して接続したところ、認識するようになったのです。
利用したUSB変換アダプターはこちら
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また、Nintendo Switchですが、ドックに接続した際、ちゃんとした電源を接続しないと、TVモードになりません。
正規の電源ケーブルを極力利用しましょう。
・Nintendo SwitchはTVモードで動作させますので、ドックに接続しましょう。
・Nintendo Switchのドックは正規の電源ケーブルを極力利用しましょう。
ビデオキャプチャーソフトの設定
接続が完了したら、各機器の電源を入れておき、ビデオキャプチャーソフト(OBS Studio)の設定をしていきましょう。
① OBS Studioを起動する
② ソースの追加
③ 音性の設定
OBS Studioを起動する
パソコンでビデオキャプチャーソフト(OBS Studio)を起動します。
起動方法は載せてませんが、他のソフトウェア同様に起動できます。
OBS Studioの起動画面です

ソースの追加
OBS Studioはゲーム画面の録画だけではなく、カメラの映像や、デスクトップの映像などいろんなものを録画できます。今回はゲーム動画の録画になりますので、ソースにゲーム動画の設定を追加していきます。


ソースに好きな名前を付けてもいいです。
「OK」をクリックします。

キャプチャーボードが正常に認識していれば、それらしい名前のデバイスが表示されているはずです。
僕の場合は「USB Video」という名前で認識されていました。
該当のデバイスを選択して、「OK」をクリックします。

・キャプチャーボードに電力が共有されているか確認しましょう
上手くいけば、この時点でNintendo Switchの画面が表示されるはずです。

音性の設定
画像は出ていますが、今のままでは、ゲームの音が録音されませんゲームの音も録音される設定を行います

グローバル音声デバイスに、キャプチャーボードのデバイスを登録します
その後、「OK」をクリックします。

僕は、マイクも使う予定がないので、「マイク音性4」に「USB Digital Audio」を登録しました
なお、マイクを有効にする場合、テレビなどの音も拾ってしまうことが考えられますので、テレビやスピーカーはヘッドホンとかで聞くのがいいかと思います。
ゲーム動画を録画
設定は終わったので、もう録画ができるはずです。
録画を開始するには、画面右下の「コントロール」の「録画開始」をクリックすれば開始されます。
録画の終了は同じ場所に「録画終了」があるので、クリックすれば終了します。
まとめ
格安のビデオキャプチャ―ボードでも、クオリティを追求しなければ、十分に使えることがわかりました。後は、どれだけうまくゲームができるか!。魅力ある動画コンテンツが作れるか!
自分の発想力と技術にかかってくると思いました。
ただ、OBSはまだほとんど初期設定と言ってもいいので、いろいろと設定構えば、画質や音声もよくなることでしょう。
その辺はもう少し、使いこなせて来てから、またご紹介していこうと思います。
今回の機材で録画した動画はこちら YouTubeにアップしてみました。
ほとんど編集してません。前後をカットはしましたが。
こんな感じで、ゲーム動画をキャプチャすることができました。
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