7月14日に提供が開始されたGoogleの「Chrome OS Flex」の安定版(Stable Edition)
実際に激安タブレットに「Chrome OS Flex」を実際にインストールしてみたので、その辺の投稿になります
他の記事は下記ページです
激安タブレットにGoogle『Chrome OS Flex』をインストールしてみた①
2022/7/15Googleが『ChromeOS Flex』の一般公開を開始。低スペックの古い端末でも快適に動く!? 激安タブレットに導入してみたが動くのか?!ダウンロードからインストールまで細かくご紹介Part1
Google OSのChrome OS Flex!インストールしてみてわかったこと
2022/7/15Googleが『ChromeOS Flex』の一般公開を開始。低スペックの古い端末でも快適に動く!? 激安タブレットに導入して使ってみてわかったことがたくさん!!問題回避できたものもあり!!
Chrome OS Flexのインストール
インストールを準備する
インストールを始める準備をしましたが、実はここが一番時間がかかりました
・インストールを準備する - Chrome OS Flex ヘルプ
まずはインストールに必要となるものを準備しましょう
- USB インストーラを作成するデバイス 最新バージョンの Chrome ブラウザを搭載した Chrome OS、Windows、Mac デバイス
- USB ドライブ 8 GB 以上
- Chrome OS Flexをインストールするデバイス - 対象デバイス デバイスの最小システム要件は「Chrome OS Flex」の最小システム要件を参照してください
※注:SanDisk などの USB ドライブはインストーラとして機能しないことがあります
・認定モデルの類似品では予期しない問題が発生する可能性があります
・認定を受けていないデバイスでも Chrome OS Flex を使用できる場合がありますが、パフォーマンス、機能、安定性は保証されません
インストールに必要なものがそろったら、大切なデータが消えても、戻せるようにバックアップを取っておきましょう
デコポンはWindowsを戻せるように「SI02BF」のバックアップを取得することにしました
ただ、これが非常に厄介!!でした
「コントロールパネル」>「回復」>「回復ドライブの作成」で行ったんですが、バッテリーが持たないんです・・・
「SI02BF」はUSBポートが1つしかなく、そこから充電もします
そのため、バックアップ先のUSBメモリを接続していると充電ができない!!
「回復ドライブの作成」が3時間たっても、終わらず、バッテリー切れでOS停止・・・・
参りました・・・
しょうがないので、「コントロール パネル」>「バックアップと復元 (Windows 7)」>「システムイメージの作成」で行いました
こっちの場合は、本体のMicroSDスロットをバックアップ先に指定することができるため、充電しながらでもバックアップができます
回復が面倒ですけど・・・
充電しながら、USBも使えるUSBハブを持っていれば、簡単だったんですけどね
・必要な機器(USBハブなども含めて)しっかり準備しましょう
・バックアップはしっかりとっておきましょう
USB インストーラを作成する
USBインストーラを作成します
時間的には15分くらいで作成することができました
- Chrome ブラウザで Chrome リカバリ ユーティリティ拡張機能を起動します Chrome ブラウザの右上にある[拡張機能]をクリックし、[Chromebook リカバリ ユーティリティ]をクリックすることで起動できます
- [始める] をクリックします 起動した[Chromebook リカバリ ユーティリティ]で[始める]をクリック
- [リストからモデルを選択] をクリックします
- [メーカーを選択] で、[Google Chrome OS Flex] を探してクリックします
- [製品を選択] で、[Chrome OS Flex (Developer-Unstable)] を見つけてクリックします [Chrome OS Flex (Developer-Unstable)] はなかったので[Chrome OS Flex]を選びました
- [続行] をクリックします
- メッセージが表示されたら、USB ドライブを挿入します 準備した「USB ドライブ」をUSBポートに接続します
- プルダウン メニューから USB ドライブを選択します USBポートに接続した「USB ドライブ」を選択することができるようになっていると思います
- [続行] をクリックします
- [今すぐ作成] をクリックします
- リカバリ メディアの作成完了を示すメッセージが表示されたら、デバイスから USB ドライブを取り外します USBドライブを取り外し、[完了]をクリックします
・プロセス中、Chrome リカバリ ユーティリティに異常の割合が表示されますが、通常の動作です
お疲れ様でした。[USB インストーラをビルドする]は完了です
・USBインストーラの作成にはChromeブラウザが必須です
・USBドライブのデータが消えるのでしっかりとバックアップしておきましょう
USB インストーラを使用してデバイスを起動する
ここから実際にパソコンにChrome OS Flexをインストールしていくわけですが、USBインストーラでパソコンを起動する方法などはパソコンによって、方法や操作、画面などが違います
デコポンは上で紹介している「SI02BF」で行いました。参考にならないかもしれませんが、ご了承ください
- パソコンの電源を落とす パソコンの電源を落とします
- 必要機器の取り付け 作成した[USB インストーラ]のUSBドライブとUSBキーボードを接続します
- BIOSの起動 「SI02BF」の電源を入れ、素早くキーボードの[DEL]キーを押下し、BIOSモードで起動します
- USBドライブの認識を確認 [矢印]キーを使って[Boot] タブに移動し、項目[Boot Option Priorities]に接続しているUSBドライブが表示されていることを確認します
- USBドライブからの起動設定および起動 [矢印]キーを使って[Save&Exit]タブに移動し、項目[Boot Override]内のUSBドライブ(ここでは[UEFI: USB Mass Storage Device]) を選択、[Enter]キーを押下します
- USBドライブからの起動確認 パソコンが起動します。
・パソコンは途中でバッテリーがなくならないよう、電源をつなぐか十分に充電を行っておきましょう
うまくBIOSモードで起動すると青と白を基調としたBIOS画面が起動します
うまくUSBドライブから起動すると、画面に「Chrome OS Flex」の文字が表示されます
・うまく起動しない場合は、USBインストーラの作成が失敗している可能性もあります
お疲れ様でした。[USB インストーラを使用してデバイスを起動する]は完了です
・USBドライブから起動する方法はパソコン・メーカーによって異なります
・USBドライブから起動する方法はメーカーサイトなどで確認できることが多いです
・Chrome OS Flex ヘルプに、認定モデルのUSBドライブから起動方法が記載されています
・USBドライブからの起動ができないパソコンもあります。その場合はインストールができません
Chrome OS Flex の使用を開始する
USBインストーラから「Chrome OS Flex を正常に起動した後は、パソコンに「Chrome OS Flex」をインストールします
インストールすると、デバイスの既存のOSが消去され、「Chrome OS Flex」に置き換えられます
「Chrome OS Flex」をインストールする準備ができていない場合(データを消したくない場合など)は、USBインストーラから「Chrome OS Flex」を起動して一時的に実行することもできます(ライブブートといいます)
ライブブートを使用すると、ネットワークや入力ツールなどの動作確認・検証・テストができます
動作確認をまずしたい方はライブブートをお試しください
・SI02BFではライブブートができませんでした
・ライブブートでの使用は推奨されていません
・一時的な調査・テストを目的とした場合にのみ、ライブブートの使用がおすすめらしい
・パソコンのデータとOSを保持できる
・試しに使ってみて、うまく動作しなければ、元に戻せる
先にライブブートの方法を説明し、後半にインストールの説明をします
ライブブートにつては、デコポンの環境では実行できなかったので、文字だけとなりますがご了承ください
・Chrome OS Flex の使用を開始する - Chrome OS Flex ヘルプ
- [Chrome OS Flex へようこそ] 画面で [使ってみる] をクリックします
- [Chrome OS Flex の使用を開始する] 画面で、[試してみる] をクリックします
- 画面の指示に沿って操作します
- デバイスにログインします
文字張り付けただけですが、ライブブートで使ってみるでした
ライブブートを終了するにはパソコンをシャットダウンして、USBドライブを取り外します
- 起動画面の確認 起動した画面です。英語ですね・・
- ChromeVox有効化の確認 自動で以下の確認が表示されました。
- 言語設定 最初の画面で[English(United States)]をクリック
- [Chrome OS Flex へようこそ] 画面で [使ってみる] をクリックします ここから、Chrome OS Flex ヘルプの手順です
- [Chrome OS Flex の使用を開始する] 画面で、[Chrome OS Flex をインストール] をクリックします ここもChrome OS Flex ヘルプとは表示が違い[Chrome OS Flex のご利用開始]でした
- データの消去に関する画面上の警告をよくご確認ください
- [Chrome OS Flex をインストール] をクリックします
- データ消去の確認 Chrome OS Flex ヘルプには載ってませんが、データが消えることへの確認が表示されます
- インストールの完了を待つ インストールが開始されますので完了を待ちます
- インストールが完了すると、画面にメッセージが表示されます。デバイスの電源が自動的にオフになります インストール完了のメッセージが表示されたか定かではありません
- デバイスの電源が完全にオフの状態で USB インストーラを取り外します
- デバイスの電源をオンにして Chrome OS Flex の使用を開始します
・データをクラウドまたは別のドライブにバックアップします。バックアップ ドライブとストレージ ドライブはすべて取り外してください
・Chrome OS Flex をインストールすると、対象デバイス上にある既存のデータ、アプリケーション、設定、OSがすべて消去されます
・インストールに成功しなかった場合でも、失われたデータは復元できません。
[Do you want to activate ChromeVox,the built-in screen reader for ChromeOS?]
翻訳:[ChromeOSの組み込みのスクリーンリーダーであるChromeVoxを有効にしますか]
ChromeVoxとは、目の不自由な方などがご利用いただけるスクリーンリーダーなんだそうです
不要と判断して[No,continue without ChromeVox]を選択して、ウインドウを閉じました
表示された[言語とキーボードの選択]で[言語][キーボード]ともに[日本語]に変更し[OK]をクリック
表示が日本語になりました
Chrome OS Flex ヘルプでは[使ってみる]ですが、[始める]になってます
[始める]をクリックします
[Chrome OS Flex をインストール] にチェックを入れ、[次へ]をクリック
・インストールに成功しなかった場合でも、失われたデータは復元できません
[インストール]をクリックします
気づいたら再起動していました
表示が英語に戻ってますね・・・
USBドライブで起動していた時の設定は全く保存されないということでしょう・・・
お疲れ様でした。[Chrome OS Flex をインストールする]は完了です
最小システム要件を満たしていないパソコンですがインストールはできたようです
・ライブブートができるなら、試してみたほうがよいでしょう
・インストールはデータが消えるのでバックアップはしておきましょう
・ヘルプの表記とはところどころ違いますが、迷うことはないでしょう
・最小システム要件を満たしていないパソコンにもインストールはできました
Chrome OS Flex デバイスを設定して登録する
あとは設定です
ヘルプでは、「Chrome OS Flex デバイスの設定方法は、Chromebook の設定方法と同じです」とのこと
・Chrome OS Flex の使用を開始する - Chrome OS Flex ヘルプ
・Chromebook を設定する - Chromebook ヘルプ
- バッテリーが取り付けられていない場合は取り付けます
- 電源ボタンを押します
- このアカウントは所有者として設定されます
- 2 段階認証プロセスをすでに有効にしている場合は、選択した端末にコードが送信されます
- 追加する Google アカウントをお持ちでない場合は、アカウントを作成します。
一部の Chromebooks では、[その他のオプション] 次の操作 [新しいアカウントを作成] をクリックして作成できます - アカウントを作成せずに Chromebook を使う場合は、[ゲストとしてブラウジング] をクリックします
この辺は環境、アカウントによって違うのかもしれませんね
- プロフィール画像を選択すると、ログイン状態となり、ブックマーク、拡張機能、アプリが自動的に表示されます これはまだ設定してません・・・
かなり端折ってしまいましたが、Chrome OS Flex デバイスを設定して登録するでした
起動してみた!色々勉強が必要と気づく・・・
無事にインストールが済んだので、いろいろと触ってみたんですが、気になることや、わからないことだらけ・・・
その辺をお伝えしていこうと思います
タッチスクリーンが使えない!
インストールの際まったく不思議にも疑問にも思わず、USBキーボードをつないで行っていました
インストール完了後、パソコンにログインする際に気が付いたのですが
タッチスクリーンが使えない!!
まったくスクリーンをタッチしてもタップされません・・・
Chrome OS Flex 認定モデルでも[動作が保証されていない機能]に含まれているタッチスクリーンなので動かなくてもしょうがないとあきらめるしかないようです
でもそうなると、タブレット系は無理じゃない!?
わざわざ、USBキーボードつなげて、マウスもつなげて操作しないといけないことになります
Googleアシスタントが機能しているはずですが、「OK Google」といっても反応なしです・・・
マイクも動いていないんじゃないかなぁ・・・
画面の自動回転が使えない!
タブレットのいいところは、長い文章やWEBを見るときは縦向きにもって、動画などを見るときは横向きにできること!!
画面の自動回転しないんですけど!!
こちらも、Chrome OS Flex 認定モデルでも[動作が保証されていない機能]に含まれている機能なので動かなくてもしょうがないとあきらめるしかないようです
でもそうなるとやっぱり、タブレット系は不便ですよね!?
ただ、手動で回転させることはできるので、都度向きを変えて使うことはできます
- ランチャーから設定を起動します 画面左下の[ランチャー]アイコンをクリックし、[ランチャー]から[設定]を起動します
- ディスプレイ設定を開く 設定画面の左で[デバイス]を選択し、右側で[ディスプレイ]をクリックします
- 向きを変更する [内蔵ディスプレイ]項目内の[向き]で画面の向きを変更します
入力言語の切り替え方法がわからない!
これも困りました
日本語と英数字の切り替え方がわからない・・・
Windowsはキーボードの左上の[半角/全角]じゃないですか
それに慣れ切っているので、パニックです・・
切り替え方法は[Ctrl]+[Space]です
これは慣れるしかないですね
音が出ない!【致命的】
これは致命的!!
音がでないんですけど!!
YouTubeとか、WEBとか見ても、音がでないんです・・・
本体のスピーカーはもちろん、イヤホンジャックにイヤホンつないでもでません・・・
音が出ない問題は前身の「CloudReady」のころから結構あるらしい
情報によれば、サウンドハードウエアを接続すれば音が出る可能性大とか
USBスピーカーや、Bluetoothスピーカーなど
ただ今回のパソコンでは「Bluetooth」も機能していないので、やはりUSB接続しか無いみたい・・・
気軽に動画を見ることもままならない状態・・・・
この問題は致命的です
更新情報:2022年7月29日更新
音を出すことに成功しました
詳細は下記ページで
落ちる!【致命的】
音がでないよりもっとこれは致命的!!
落ちるんですけど!!
ふとした瞬間に電源が落ちます・・・
メモリーが足りないからなのか、機械的なのかわかりませんが、設定を見ている途中とか、YouTubeを開いた時とか・・・
とにかく頻繁に落ちますw
この問題が一番致命的です
何か見ているだけの時はあきらめもつきますが、ファイル作成とかは耐えられませんね
更新情報:2022年7月29日更新
落ちる不具合を回避することができました
詳細は下記ページで
アップデートが公開されていた
インストールした当日ですがアップデートが公開・提供されていました
インストール時のバージョンは[103.0.5060.114(Official Build)]
でアップデート後は[103.0.5060.132(Official Build)]
まだ公開間もないので、どんどんバージョンアップしそうです
アップデートは[設定] > [Chrome OS] で行えます
この記事書いている間にも落ちまくりですw
今後の展開に期待大!!
問題がたくさん出てしまった今回の「Chrome OS Flex」ですが、今後の展開に期待し、まだ、Windowsに戻すことは考えてません
Windowsタブレット自体そんなに使ってないしw
落ちる問題と、音の問題が解決してくれれば、使う価値はあるかも・・・
・まだまだ実用レベルではない
・ハードウェアが悪いのかは不明・・・
・今後の展開に期待大!!
・久しぶりにこんなにパソコンに触れたw楽しかったw
・ChromeOS が気になって仕方がないChromebookが欲しいですw
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